集団的自衛権行使容認を許さない世論を広げよう!!!

安保法制懇(正式名は「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」)が報告書を提出したことを受けて、安倍首相が会見をした。
報道を観る限りでは
報告書の中では主に①我が国の安全に重大な影響を及ぼす可能性があるとき、必要最小限度の「武力の行使」は許容される。②自衛隊の多国籍軍への参加、国連の集団安全保障措置への参加には憲法上の制約はない。(つまり状況によって自衛隊は外国軍と一緒になって外国でたたかう。)この2点が述べられているように受け取った。

安倍首相は①については今後さらに研究を進めたいという態度を表明し②については憲法がこうした活動のすべてを許しているとは考えない。」として検討対象から除外する考えを示した。さらに具体的に「自衛隊が武力行使を目的として湾岸戦争やイラク戦争での戦闘に参加するようなことは、これからも決してない。」と明言した。

①についは今後、自民党内と公明党が与党として論議を進め、閣議決定への流れを目論んでいるのだろうと思うが、私が不思議に感じたのは、②についてきっぱりと首相が否定したことだった。これは実に意外だった。

安倍首相はイラク戦争の時に以下のように語ったそうだ。
「日本がもし外敵から攻撃を受ければ、アメリカの若者が血を流します。しかし今の憲法解釈のもとでは、日本の自衛隊は、少なくともアメリカが攻撃されたときに血を流すことはないわけです」。これで「完全なイコールパートナー(対等の相手)と言えるでしょうか」・・・・・・と。

首相の認識は少しちがう。アメリカは先のシリアへの対応を見てもわかるように、議会で話し合われ、結局、武力攻撃はしないとなった。先日、オバマ大統領が来た際にも、なにやら安保条約第5条のことばかりが強調されたが、安倍さんが思うほど、アメリカは短絡的ではない。

とは言え、アメリカは2001年のアフガニスタン戦争の際には「ショー・ザ・フラッグ」と、日本に迫り、結果、自衛隊はインド洋で給油活動をすることになった。さらに2003年のイラク戦争の際にも、「ブーツ・オン・ザ・グラウンド」と言って、再び日本に迫り、自衛隊はサマワに行った。(ヒゲの佐藤隊長は、今や国会議員になっている。自民党の。)

10年前の好戦家ブッシュ大統領の時と比べれば、「世界の警察」という状況は若干希薄になっているとはいえ、まだまだアメリカは戦争をやり続けている国である。ただ、財政的な面で大変なので、日本に頼りたいというのがあると思う。

アメリカは財政難で、横須賀では基地開放をおこなったが、他の米軍基地では基地開放を中止したところがある。けっこうある。基地の外に住む米軍人軍属も一頃より減っている。そして、戦争がえりの働き盛りの年代にPTSDなど精神疾患の人が多くそれが社会問題にもなっている。

だからアメリカのホンネとしては、金だけでなく血を流す同盟になってほしいということだ。

前述した安倍首相の発言はそのアメリカの気持ちをリアルに代弁している。

テレビの中で首相は何度も「日本人が、子どもたち、孫たちが・・・」と繰り返し国民の生命財産を守るのが首相である私の責務と強調していた。

美辞麗句の中に、本心をひた隠している。

恐ろしい。日本という国をどこへ持っていこうとするのか。

第一次安倍内閣の時からの「悲願」に執着している。信じられないほどのこだわりようだ.

②を否定したのは、国民を欺くものではないか。トラップではないか。

世論で粉砕しなければ!!!

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米国の軍事物資を購入しようとしているのか

集団的自衛権の行使を執拗に進めようとしているのは、現在米国の経済が傾いているため、米国の軍事物質を輸入することによって米国経済の立て直しの手助けをしようとしているとしか思えません。
当然、輸入の超過は日本の経済を悪化させます。しかし、日本は日米地位協定により植民地的立場だから、米国が良ければそれでよしとするつもりなのですかね。
 集団的自衛権の行使は他国への攻撃を仕掛けるわけですから、現在の自衛隊が保有している数倍もの軍需物資を必要とするわけです。
軍事演習も増えます。消費する弾薬はもっと必要になります。
現在の日本には建前上軍需産業はありませんから、全て輸入で賄うことになります。
ただでさえ借金大国と言われている現在の日本が、貿易の均衡を崩して、輸入一辺倒の国家になってしまいます。日本という国が生活保護を求める場所はありません。
安倍首相は日本を借金地獄へと導いているとしか思えません。
プロフィール

大村洋子

Author:大村洋子
大村洋子
50歳。横須賀市議会議員2期目。
暮らし、福祉、平和のため日々奮闘。
人と語り合い、本を読み、映画を観る。
駅で訴え、ニュースを書き、ブログを更新。
インプット&アウトプットの毎日。

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