複雑怪奇で問題の多い「子ども・子育て支援新制度」

2015年来年度から、保育所、幼稚園の制度が変わる。
「子ども子育て支援新制度」と呼ばれている。
議会でも時間をとって説明を受けたが、正直複雑すぎてよく理解できなかった。
内閣府や厚労省、文科省がなかなか情報を出してこないということもあって、
各自治体も対応が遅れざるを得ない状況となっている。

横須賀でもはぐくみ館内の保育関係のとことは
今年度から準備を進めるために職員数を増やして体制の強化が図られている。

私は、正直、この制度は法が通らないだろうと思っていた。
大方、保守のみなさん方もそう思っていたのではないか。
それが、2012年8月に成立した。しかも財源は消費税の増税分という。一体で行うというのだ。
これ自体、私は異を唱えたい。
子どもの施策の充実について、ダメですとは誰しも言いにくいではないか。

お金のことから書き始めてしまったので、
ここで書いておきたいのは、セミナーのなか、講師のお話でわかったのだが、
消費税の増税分があてがわれると言いながら、実はまったく実際はそうではなくて
自治体にかぶされているということだった。
新しい制度では、「保育」という現物ではなくて「補助金」を交付する現金給付となる。
おそらく、多くの場合保護者に補助金が行くのではなく、施設や事業者による代理受領というしくみとなる。
そうなると、施設や事業者は給付費に使途制限がないため人件費を抑制して利潤を生み出す可能性があると指摘する識者もいる。

さらに、介護保険制度と同じように、保育の事業に企業が参入できる条件が緩和されるため、劣悪な保育環境での保育所も出てくる可能性がある。
現に、日本共産党神奈川県委員会主催の議員研修会では、横浜の古屋議員から映像を使って衝撃的な報告がされた。電車の高架下につくられた施設では子どもたちが騒音の中遊んでいたり、園庭がないため大人の足で5分歩かないと着かない公園に子どもたちを連れていくという施設もあった。こういう報告を聞いたあとでは、「横浜方式」と言われ、安倍首相も褒めちぎった待機児ゼロの実態はこんな中身だったのかと唖然とする。

とにかく、この制度はいろいろと問題がありそうだ。
セミナーで得た知識をよく咀嚼・反芻して条例制定などの審査に臨みたい。


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プロフィール

大村洋子

Author:大村洋子
大村洋子
50歳。横須賀市議会議員2期目。
暮らし、福祉、平和のため日々奮闘。
人と語り合い、本を読み、映画を観る。
駅で訴え、ニュースを書き、ブログを更新。
インプット&アウトプットの毎日。

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