就労継続支援A型 「なかよし広場」を見学

この数年、障害をもった人々の就労支援について、特に就労継続支援A型の交通費の支給の問題を通じて注視し活動してきた。
そもそものきっかけは、鎌倉でA型事業所を行っている「バニーフーズ」の高橋社長から、「横須賀から働きに来ている人は横須賀市の制度がないために交通費が支給できないで困っている。」という相談を受けたことにはじまる。
鎌倉のお弁当屋さん「バニー」には鎌倉、逗子、横須賀から通う障害をもった方々がいるが、鎌倉、逗子には交通費が市から支給される制度があるが、横須賀にはその制度がないから、結局事業者が出すしかないという。この矛盾を何とかしたいということで、数年間にわたって、障害福祉課と何度も懇談をしてきた。

その結果、昨年の4月から予算計上され、横須賀からA型事業所に通う障害者にはすべて交通費が支給されることになった。

そもそも、A型事業所とはなんなのか・・・。

障害者自立支援法の中には、
就労に関して
①就労移行支援
②就労継続支援事業A型
③就労継続支援事業B型
の3つがある。
A型は雇用型とも言い、利用者と雇用契約を結ぶ。つまり最低賃金が払われる。
B型は非雇用型であり、雇用契約は結ばない。

鎌倉の「バニー」は利用者1人1人と雇用契約を結ぶタイプ。

A型の事業者は福祉の観点から、利用者をサポートバックアップする。
働くことで、人として社会に貢献すること、心身のリハビリや成長を促す。
同時に時給を払うために経営者として事業を軌道に乗せる力量も要する。

この効率、能率、競争の資本制社会において
たぶん、日々矛盾を感じられているに違いない。

そして、正直、私はこういうA型のような事業所は当面横須賀には出来ないだろう。
そう思っていた。

しかし、別件で障害福祉課が出している「障害者福祉のてびき」を見ていたら、
なんと横須賀にも就労支援A型ができているではないか!

なんて、無謀で怖いもの知らずか。
そして勇気あることか。

そんな経緯から、昨日「就労継続支援A型・なかよし広場」を見学させていただき、サービス管理責任者の田辺栄子さんとお話をするはこびとなった。

「なかよし広場」は久里浜商店街の「黒船市場」の中にある。「さくらマート」というスーパーの一角にお惣菜などを出している。

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昨年の9月からスタートして、現在7名。時給は850円。15名を目指してハローワークにも求人募集を出したとのことだった。
20代から40代の方々が1日4時間で週5日が基本で働いている。

「やっと軌道に乗りかけているところで、これからがますます大変。毎日勉強しているところ。」と田辺さんはおっしゃっていた。

私も応援したい。

ちなみに「なかよし広場」は森崎に「就労移行支援」と「B型」も持っている。
市内の「就労移行支援」はここだけで、「B型」は他に11か所ある。

利用者と事業者のため施策の充実の目的で動くことが私の仕事だと思っているけれど、同時に市から出ていく補助金などが適切な使われ方をしているかというのも大切な視点だと思っている。

今後も様々な施設を実際に見て、関係者と懇談をしていきたい。

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プロフィール

大村洋子

Author:大村洋子
大村洋子
50歳。横須賀市議会議員2期目。
暮らし、福祉、平和のため日々奮闘。
人と語り合い、本を読み、映画を観る。
駅で訴え、ニュースを書き、ブログを更新。
インプット&アウトプットの毎日。

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