生活を奪う滞納・差押えは止めろ!


未納・滞納・差押え問題は
私の感覚では、今後自治体の中で重大な問題になるのではないかと思う。
代表質問でも取り上げたし、昨年の定例会でも取り上げた。
市長も、担当職員も、どれほど市民の生活の状態を理解しているのか、
私には、理解していないことが理解できない。
あるいは故意に目をつぶっているのか。

そんな中、興味深いコメントをいただいたので、
以下、掲載。

はじめまして。
ふとこのブログに目が止まり、一言申し上げます。

宝塚市の一部職員は(全部とは言いませんが、電話で話した限りでは)、大変対応が冷たいです。上から目線で邪魔くさそうであります。
答えにならない答えを言います。
「そんなことは条文に書いてあります」と一言で済ませます。
一般市民が、市の条文を熟読するのでしょうか??!!
ホントに態度が悪いです。程度が低い回答です。
また不幸な事件が起きないよう、常識のある話し方を勉強して徹底してほしいと思いました。


このブログとは昨年の7月14日に書いた以下の私のブログのこと。

先日、兵庫県宝塚市の市役所が火炎瓶によって放火されるという事件があった。
容疑者は、「固定資産税は払えないから払っていない。通帳を差し押さえられ、頭にきて、市役所に行った」と供述している。5年間に少なくとも5回は窓口や電話で抗議していたという。

今回の状況をみると、容疑者は火炎瓶を2本持っていたというから、放火を計画して市役所へ行ったのではないかということがわかる。どんな理由があろうと、こんなことをしでかして良いわけがない。

しかも、自治体はいきなり差し押さえなどしない。
そこに至るまでには、何度も催告状を出し、説明の手紙を出し、場合によっては分納など納め方も提案しているはずだ。少なくとも横須賀市はそういう手続きを踏んでいる。

しかし・・・。

5回も市と意思の交換があった際に、今回の容疑者の気持ちを受け止め、早まったことをさせないために心を砕く職員はいなかったのか・・・?というのが、私の率直な思いだ。

私には生活保護受給者の友人、知人がたくさんいる。生活相談で国保や市税や障害福祉の窓口にも時々ご本人と行く。そうするとほとんどの人が「大村さんと行くといいけど、普段はもっときついこと言われる。」ともらす。つまり議員の前での対応は丁寧だが、一たび1人でいくとコロッと職員の態度が変わるというのだ。

つい先日聞いた話では、国保を滞納したことを相談に行ったら、職員は「規則ですから、規則ですから。」の一点張りで全く聞く耳をもたなかったという。「じゃ、私は生活できなくて死ぬしかないですね。」と言うと、職員は「そうしたら、遺族の方に請求します。」と言ったという。本当だろうか。ブラックユーモアにもほどがある。

「規則ですから」「条例で決められていますから」「あなただけ特別扱いはできませんから。」

ご説ごもっとも、しかし、それを何度言われても、市民の心には届かないのではないか。

人間は心の動物だ。誰でも感情で生きている。

払いたくて払えない人の暮らし向きに心を寄せることが大事だ。

払えるのに払わない市民には、税金や料金を納めることを粘り強く掘り下げて説明し理解してもらうことが必要だ。

感情に任せて、捨て台詞を吐くなどもってのほかだ。

他方、全国の自治体は財源を潤沢に持っているわけではない。どの自治体も歳入を増やすために、滞納対策、徴収業務に力を入れている。そういう傾向の中で、職員の中には「とにもかくにも納めてもらう。少しでもいいから取れるものは取っていく。」という発想に突き動かされて業務をこなしている職員がいるのではないかと推察する。

職員は職員でそんな業務を押し付けられ、純粋な人ほどたぶん市民にきついことを平気で言ってしまうのではないか。

多くの場合、心を通わせることができないことに原因があると思う。

生活保護の相談でも、結果、保護の申請に至らなくても、相談して良かったと思って帰ってもらうことが大事なんだ。納めない不真面目な人というその1点だけを注視するあまり、その人の生活や人生の全体像を理解しないで、「処理」しようとするところに問題がある。

今回の宝塚市の事件はそういう背景を観るべきではないかと思う。

私は市民と職員の間に入ってコーディネート役になることがけっこうある。両方とも日本語で会話しているのに、うまく伝わらない。そういう時は噛み砕いて通訳をする。何かうまく交渉が進まない時に、ぜひ市議会議員を活用してほしい。私はそういうやりとりを厭わず、これからもおこなっていきたい。


この文章を書いて10か月になろうとしているのに、
ますます、滞納対策は強化されている。
議場で市長に迫り、窓口で職員に迫ったことで少しは状況が好転したか・・・甚だ疑問ではあるけれど、この追及は止めるわけにはいかない。
連休明けには担当課と懇談することになっている。
一緒に相談活動を展開している団体やご当人と一緒に。
そのためには、1にも2にも勉強なのだ。
がんばるぜ。


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先日、行った川崎の町並み。
きれいに削られた鉛筆の先のような街路樹が美しかった。
プロフィール

大村洋子

Author:大村洋子
大村洋子
50歳。横須賀市議会議員2期目。
暮らし、福祉、平和のため日々奮闘。
人と語り合い、本を読み、映画を観る。
駅で訴え、ニュースを書き、ブログを更新。
インプット&アウトプットの毎日。

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