体罰について

しばらくすると始まる第1回市議会定例会。
代表質問の内容について団会議でも論議が始まった。
それで、今日は教育委員会へ聞き取りに行った。

大阪市の公立高校で体罰が理由でバスケ部の主将だった男子生徒が自殺した事件は全国に衝撃が走った。
いじめの次は体罰。ほんとうに痛ましい。
インターハイなどに出るようなスポーツの盛んな高校で
強くなるため「愛のムチ」=体罰が常態化していたらしい。

私は昨年の第2回定例会では中学校体育で武道が必修化されたことについて学校の体制などについて
第3回定例会では教職員の多忙化と校務支援システムについて
第4回定例会では就学援助の問題について取り上げてきた。
はからずも教育委員会所管の児童・生徒・教師のことを取り上げて一般質問してきた。
そんなこともあって、体罰については問題意識があった。

今日の聞き取りでは
横須賀でも毎年1,2件は「不適切指導」があり、そのうち体罰にあたいすることもあったという。
ただ、何をもって体罰とするかというのは、かなりあいまいで、たとえば、骨折したとか殴った跡が腫れたなどは見ればわかるが、明らかにならないこともあるのではないか。それに、体罰が認知されるのは、学校現場から報告としてあがってきて初めて認識されるわけで、もしかしたら顕在化しない部分もあるのではないかと正直感じた。

そもそも、「体罰は違法」とは何を根拠にしているのかというと、
学校教育法の11条 校長及び教員は、教育上必要があると認めるときは、文部科学大臣の定めるところにより、児童、生徒及び学生に懲戒を加えることができる。ただし、体罰を加えることはできない。

この条文をもう少しシンプルに言うと、悪いことをした子は懲らしめてもよい、しかし 身体を痛めるようなことはしてはならない・・・・こんな感じか。

「バケツを持って立ってろ」なんていうのは完全に体罰に入るし長時間の正座も体罰になる。
私は中学のとき忘れ物が多くて、しょちゅう椅子の上に正座させられた。当時の椅子は木製で平らではなかったので、そのうねり具合が膝下のベンケイ部分に食い込んで痛いのなんのって・・・。拷問にも等しい。言ってわからなきゃ、身体で苦痛を味わい2度とするなという理屈は、動物への調教と同じじゃないか。

教育とはそもそも、個々人の持っている能力を引き出すことだそうだ。
だから、教えるとか授けるとかいうことは現象のひとつなんではないか。
励ましたり、支えたりしながら、個々人の持ち味を高めることが大事なんではないか。

聞き取りをしてそんなことを思った。
プロフィール

大村洋子

Author:大村洋子
大村洋子
50歳。横須賀市議会議員2期目。
暮らし、福祉、平和のため日々奮闘。
人と語り合い、本を読み、映画を観る。
駅で訴え、ニュースを書き、ブログを更新。
インプット&アウトプットの毎日。

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