横須賀の自治の到達点

自治基本条例を検討する特別委員会が終わった。
1年半近くおこなわれたこの委員会で、結果としては何も結実しなかった。
釈然としない感情やら、徒労感やら、市長に対する憤りやら・・・
しかし、これが横須賀の今の到達点なのだろうと冷静に考えてみる。

市長は検討委員会の報告を条例案に反映させなかった。
つまり「住民投票に付することができる重要事項」から「本市の権限に属さない事項」を除いてしまった。

私は6回の検討委員会(5人の市民公募委員と3人の学識経験者)を5回傍聴し、およそそこで論議されたさまざまな案件や場の空気感にも接してきた。そして検討委員会は前述したような「住民投票に付することができる重要事項」の部分をネガティブリストにしようと決め、リストをピックアップしたが、その際「本市の権限に属さない事項」は入っていなかった。

私はこの報告を検討委員会の現場で聞いていたけれど、これは画期的なことだ!と思った。

しかし、市の出してきた条例案を見たら、その報告が覆されていたのだ。

それは煎じ詰めれば、市長が初心を捨ててしまったということ、国にモノを言う覚悟などそもそも持ちたくもない、市民に態度表明する機会など与えなくてもよい。ということだ。

ここでも市長は「市長自身がチェンジ!」をみごとに貫いた。


横須賀における、自治基本条例制定の道のりはまだまだ遥か。
自治基本条例が市民の「武器」だと直感するアナクロニズム潮流とマニフェストポイントを上げたいだけの市長の思いが本来の自治基本条例の制定を阻んでしまった。

私は前述した部分を中心に修正動議を出したが、否決された。
プロフィール

大村洋子

Author:大村洋子
大村洋子
50歳。横須賀市議会議員2期目。
暮らし、福祉、平和のため日々奮闘。
人と語り合い、本を読み、映画を観る。
駅で訴え、ニュースを書き、ブログを更新。
インプット&アウトプットの毎日。

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