TPPってなに?横須賀革新懇講演会

TPPは国のかたちを変えてしまうと言われている。

菅さんは首相の時には「第3の開国」と吹聴したけれど、
「開国」ではなく「壊国」との見方が大方となっている。

私は昨年、浦賀に事務所を構えた際に「TPP反対」のスローガンを掲げた。
そのくらい、1年前にはTPPが大きな情勢問題の中心になっていた。

でも、その後3.11がありTPP問題は一時棚上げとなり私の事務所のスローガンも
「被災地の救援復興」と「原発をなくせ」になった。

そして、野田さんが首相になって、いきなりAPECで交渉への参加表明をした。
この参加表明をするしないで、1日、間をおくなど異例の状況となった。

TPPへの参加は多くの識者が指摘するとおり
私なりに少々荒っぽく言えば
日本の様々な分野をアメリカが食い物にすることを
許すルールづくりだと思う。

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講演の鈴木宣弘氏によれば、
食品添加物でいうと日本は800種類しか認めていないのに
アメリカは3000種類認めているというし
農薬の残留基準についてもものによってはアメリカは
日本の60~80倍も緩い基準が採用されているという。

いくら安いからといって農薬まみれ、添加物まみれの食べ物は
安心できないのではないか。

鈴木先生が5月の段階で所管官庁にTPPについて具体的にどうなっているのか
問い合わせたところ「上からは何も指示がきていない」とのことだったという。
TPPについては「国民になにも情報が伝わらない」と言われてきた。
意図して国民に伝えなかったという情報操作というよりは
参加すれば何が起こるのかということをそもそも考えていなかったのではないか・・・鈴木先生はそう分析している。

私はTPPに参加すれば日本の食と農は壊滅的打撃をこうむる。
そのことを政府はわかっていて、もう農業を捨てるのだろうと思っていた。
裏できっとそう企んでいるのだろうと思っていた。
でなければ、だれがどう考えてもTPPに参加する意味がわからない。
しかし、本当のところ何も考えていなかったというのが真実なのかもしれない。

ただ、アメリカに言われるままに。

ところで、日本共産党市議団は、このTPPの問題を
先の第4回定例会で吉田市長にも質した。
ねぎしかずこ議員が横須賀に引き付けて質した。
すると市長は「778%の関税がかかる米と違いキャベツ、大根など(横須賀で採れる野菜)は5%から無関税であり、すでに農家は国際経営の中で行っている。一方自動車などの工業分野は(TPPに参加すれば)プラスの影響がでると思われる。国の協議の推移を見守りたい。」との答弁だった。

市長はこの答弁からは、おおよそTPPに反対ではないらしいということがうかがえる。

しかし、野菜については5%~無関税と言ってすでにもうかなり「開放」されているというニュアンスなのだけれど、アメリカの自動車の関税は2.5%とさらに「開放」されている。どういう分析をもってプラスの影響が出ると言っているのかこれではさっぱりわからない。

自分の頭で考えずに政府の話を鵜呑みにしているとしか思えない。

政を与る人々と言うのは、どうしてみんなこんなに物事を軽んじるのか。

原発事故の後処理にせよ、瓦礫焼却灰受け入れにせよ
全てが同じ姿勢に思える。

これからもTPP参加を止めさせるよう力を尽くしていく。
プロフィール

大村洋子

Author:大村洋子
大村洋子
50歳。横須賀市議会議員2期目。
暮らし、福祉、平和のため日々奮闘。
人と語り合い、本を読み、映画を観る。
駅で訴え、ニュースを書き、ブログを更新。
インプット&アウトプットの毎日。

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